あなたはシグマ男性? 孤高の道を歩む12の特徴と、彼らに最適なライフスタイル
近年、海外で注目を集めている「シグマ男性」をご存知でしょうか?アルファ男性、ベータ男性といった既存の分類を超えた、独自の生き方をする男性像として、多くの関心を集めています。この記事では、シグマ男性の12の特徴を詳しく解説し、彼らに最適なライフスタイルや、避けるべき人間関係、職場環境などを詳細に見ていきましょう。 もしかしたら、あなた自身がシグマ男性なのかもしれません!
シグマ男性とは? アルファ男性、ベータ男性との違い
まず、アルファ男性とベータ男性について簡単に振り返ってみましょう。
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アルファ男性: 自信家で外交的、カリスマ性があり、リーダーシップを発揮するタイプ。群れのトップとして、他人を導き、従わせる力を持つ。成功者というイメージが強いでしょう。多くの成功した男性がアルファタイプとされています。
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ベータ男性: 控えめで、意見を言わず、従うことを選ぶタイプ。
日本では「陽キャ」「陰キャ」といった分類と似た感覚で捉えられますが、海外では「あいつはアルファだ」「あいつはベータ男性だな」といった具合に、より日常的に使われています。
しかし、近年注目されているのが、アルファ男性でもベータ男性でもない、一歩外れた存在であるシグマ男性です。彼らは、アルファやベータとは異なり、群れません。社会的ステータスにこだわらず、自身の価値観に従って生き、あえて一匹狼の道を進む性質を持っています。まさに孤高の存在と言えるでしょう。
ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)、クリスチャン・ベール演じるバットマンのブルース・ウェイン、アメリカンサイコのパトリック・ベイトマン、キリアン・マーフィー演じるピーキー・ブラインダーズのトーマス・シェルビー…これらのキャラクターは、シグマタイプと言われることが多いです。彼らは群れることをせず、クールで自分の信念に従います。特にキアヌ・リーブスは、私生活でもまさにシグマと言えるでしょう。ハリウッド界隈では珍しく、堅苦しくない、独立的なライフスタイルを送っています。華美にも執着がなく、他の俳優とは明らかに異なる独特のキャラクターでもあります。キアヌ・リーブス自身がシグマだからこそ、ジョン・ウィックという役柄にこれほどハマったのかもしれません。
自己啓発界隈では長く「ベータ男性になるな、アルファ男性になれ」と言われてきましたが、どちらでもないシグマ男性という生き方こそが、現代の生き方に合致しているという新たなトレンドになりつつあります。そして個人的には、このシグマ的な生き方は日本人にとても合っているし、特にこのような動画を見るような方は、真に目指すべきはシグマ男性だと思っています。
もし、群れることが嫌いだ、他人依存したくない、社会が決めた古い価値観より自分の価値観に従いたい…というマインドを持っているなら、あなたはシグマ男性の可能性が高いと言えます。シグマ男性の特徴を知り、明確なロールモデルとして目指すことが、あなたの能力を最大限に発揮できる生き方かもしれません。 特に「当てはまらないな」という方も、最近増えてきているシグマ男性の性質を知ることで、うまく対処できるようになると思います。
または、「そういうのに憧れるけど、自分が今説明されたシグマのように生きられるとはとても思えない」そう思う方もいると思います。大丈夫ですよ。生き方、マインドというのはやり方次第で劇的に変えられるものです。実際、今みんなが羨むような成功者と言われる人も、かつてはベータのような男性だったにもかかわらず、環境を変えたり、何か大きなきっかけによって変わっていき、劇的にアルファのような特徴を持つようになることはよくあります。
すべては「振る舞うこと」から始まるのです。 私は「今はなくても、振る舞うことをやり続ければ、いずれ現実は追いついてくる」これが本質だと思っています。もしあなたがシグマになりたかったら、まずは理想像を鮮明にイメージするために、今回の動画でシグマ男性の特徴を知っておき、そう振る舞ってみる。これをやれば理想に近づいていくことでしょう。では、今回は海外の動画を中心に、シグマの代表的な12の特徴を見ていきましょう。
シグマ男性の12の特徴:孤高の生き様を紐解く
まず、シグマタイプの男性は、これまでの世界では「群れない」という特性から、特に生きづらいだろうと言われてきました。しかし、インターネットの発達や、どこでも働いていけるようになった現代だからこそ、今まさに彼らの時代がやってきています。
インターネットやSNSが発達する前は、1人で生きることは非常に難しい時代でした。企業するととなると、必然的にアルファタイプのような外交的なコミュ力、営業力、ある種「媚びる」能力のようなものが必要になっていた。しかしネットワークの発達により世界は繋がり、他人から命令を受けることや社会のシステムに従う必要がなくなった。つまり個人でも自立して生きていけるように時代は変わったのです。
シグマに多いライフスタイルは、フリーランスで旅をするノマドであり、車や家、ブランド物などの物を所有せず、冒険と知識を求める生き方をすると言われています。まさに今の時代にぴったりな生き方でしょう。今は本当にシグマの時代と言っても過言ではなさそうです。
シグマの代表的な特徴、1つ目は孤高を愛し、人間関係は質を最優先するという点です。
まず挙げられる最も代表的な特徴は、シグマ男性は一人の時間を何よりも大切にしているということです。必要に応じてカリスマ性や魅力を発揮する能力はありますが、シグマ男性は内向的で、考える時間や気持ちを落ち着かせる空間をとても重視しています。周囲の人々のことは大切であることは分かっていますが、「多すぎる友人は自分のエネルギーを吸い取る存在になる」と考えています。とはいっても、シグマ男性は自分一人ですべての目標を達成できないことも理解しています。だからこそ、本当に信頼できる人間との関係を大切にしている。人間関係は量より質を重視している傾向が非常に強い。このため、シグマ男性との恋愛関係が難しいと感じる女性も多いと言います。特に、常に愛情表現を求めるようなタイプの女性には合わないかもしれません。シグマ男性にとって理想的なパートナーは、常に一緒にいなくても平気でいられる女性です。そうでないと、感情的にも精神的にも重いと感じてしまうのです。
シグマの特徴2つ目は、静かなリーダーであることです。皆さんはリーダーと聞いて思い浮かべるのはどんな人物でしょうか?常に最前線にいて部下を引き連れ、高層ビルのオフィスで重要な意思決定を行い、声が大きく威圧的で誰も逆らえないような存在。いわゆるアルファ男性を想像するかもしれません。ですが、シグマ男性もリーダーとして同じくらい有能です。ただし、彼らには独自のアプローチがあります。
シグマ男性は必要なことを淡々とやり遂げる人物で、非効率なことを効率的に刈り取るのが得意です。アルファのような自信とリーダーシップはありながらも、威圧がなく、過剰な承認欲求はありません。見た目の威勢よりも目的達成を最優先するタイプです。たとえそれがリーダーらしくない行動であっても構わない傾向があります。
シグマの特徴3つ目は、誰に対しても態度を変えないということです。私たちが生きる社会には、目に見えないカーストがあります。それは学生時代のスクールカーストから始まり、社会に出ても残念ながらカーストというのは存在します。実力のないのに役職についてふんぞり返る人間はどの会社にもいますし、同じ立場の人間でも「要領がいいから」とか「あいつは弱そうだから」とか、そういう仕事に関係のないカーストのようなものも存在します。
シグマ男性はこうした根拠のないカーストが大嫌いな特徴があります。そして、そういうので態度を変えるという考え方も大嫌いです。そのため、シグマ男性は誰に対しても公平です。これはシグマ男性が優れたリーダーになる理由の一つでもあります。彼らは部屋の中で発言権を与えるのを、上の人たちだけに限定したりしません。誰に対しても価値を見出せるのがシグマ男性であり、誰かに媚びることもありません。なぜなら、彼らは目標達成が最優先で、誰かと競争しているわけではないからです。
シグマの特徴4つ目は、他人からの承認ではなく、自分自身で自分を褒められるかを重視する点です。
アルファ男性は他人からの評価、ステータスを何よりも大切に する傾向があります。アルファ男性は他人へ影響を与え、支配することに価値を見出して おり、それが良くも悪くも彼らの存在意義になっています。つまり、周囲の人間からの承認がなければ、自分自身が誰なのかを見失ってしまう、いわゆる承認欲求が強いタイプです。一方でシグマ男性はアルファ男性のように自己承認欲求に溺れることはありません。彼らは自分を他人からの評価ではなく、自分自身で評価できます。彼らは流行に流されることがなく、有名人のゴシップにも興味がなく、よくあるエンタメ的なインフルエンサーになろうとも思っていません。シグマ男性は明確な自分を持っており、周囲の人や環境によって自分を変更するようなことは決してありません。
シグマの特徴5つ目は、口数が少ない男であるということです。シグマ男性は沈黙の重要性を知っています。彼らが自分に起きた些細な出来事を延々と話したり、ゴシップをしたりするのを見ることはほとんどありません。それはまず第一に、そんな些細な事には本当に興味がないからです。そして第二に、自分のエネルギーを守る事の大切さを理解しているからでもあります。シグマ男性にとって自分のエネルギーほど大切なものはありません。しかし沈黙であることは決して人に意見を押し付けるという意味ではありません。海外の動画でシグマ男性を解説していた動画では、アルファ男性が支配的な外交型、シグマ男性は支配的な内向型と表現していました。彼らは言葉や行動ではなく、その場に居るだけで空間を支配するような存在感を放ちます。シグマ男性は沈黙の時間をうまく使います。多くの人は会話中、二人の間に沈黙があると気まずく感じてしまいますが、そこで沈黙を貫き、ゆっくり話し出すシグマ男性は存在感がより際立っていきます。「沈黙は金、雄弁は銀」こういう考えを持っている人はシグマの特徴があります。
シグマの特徴6つ目は、敵を作りやすい存在であるということです。シグマ男性は善人であるとは限りません。しかしそれは視点の問題でもあります。シグマ男性は自分の中に明確な正義を持っている ので、賛同する人から見たらまさに正しいことを言っていますが、もう一方の方から見るとそれを許せないと思える可能性が高い。普通の人が空気を読むところで、疑問を抱いたらそのシステムを壊す側に回ることもあります。つまり、敵を作りやすいということです。例えば「この商品を紹介して売れば何百万、何千万ものお金が入る。正直効果が低いことは知っているけど、他の皆が紹介しているから自分も紹介しちゃおう」シグマ型の成功者はこういうことは絶対にありません。彼らは自分の信念に合わないことには魂を絶対に売らない。彼らは自分が指示する値打ちがあると心に決めない限りは、そこにエネルギーを注がない。納得できないことに従うことはないのです。しかしそのスタンスこそが信頼につながることを彼らは知っています。
シグマの特徴7つ目は、安全な人生を嫌うという特徴です。
シグマ男性はリスクを恐れず、ただし常に無謀なことをやるというわけでもありません。自分の目的を達成するために合理的と判断した時だけに、シグマ男性はリスクを取ります。ただし、それは他人からの尊敬を得たり、権力を誇示したりするためにはリスクを取るのではないのです。あくまで自分のプロジェクトや目的を前進させるためにリスクを取ります。シグマ男性のリスクには明確な意図があります。シグマ男性は理想主義と現実主義の中間の絶妙なバランスを持っており、最高のシナリオを想定しながらも、実際に行動を起こす時は地に足のついた現実的な行動を取る傾向が強い。これこそがシグマ男性が効率的な理由でもあります。
シグマの特徴8つ目が、不必要なルールに従わないという特徴です。
シグマ男性は形式ばった礼儀や作法を時間の無駄と考え、そもそも関心がありません。本題に入る前のアイスブレイク的な雑談や、無駄なメッセージ、中身のない会話…こういうものを無意味だと思っています。しかし、特徴1でも話したように、人間関係がいらないというわけではありません。親しい友人や仲間との関係は大切にしますが、「もう一生会うことはないだろうな」というような他人とは必要以上にコミュニケーションを取らない。シグマ男性は他人へ自分を売り込む必要はないと考えています。それは自分の信念に従っているからです。
特徴9つ目が、自分の内側に意識を向けているという特徴です。
アルファ男性が自分を外に向けてアピールするのに対し、シグマ男性は自分自身の内側に意識を向けて、常に自分を改善しようとします。多くの時間を人と過ごすのではなく、シグマ男性は自分の世界に入り、どうすればもっと良くできたかを分析する傾向が強い。アルファ男性と違い、社交が苦手な特徴がありますが、トラブルを避ける術を知っていて、どうすれば人から好かれるかを理解している。常に他人からの承認を求めているわけではありませんが、褒めてくれる人がいれば素直に喜びます。シグマ男性は失敗しても素早く立ち直り、むしろそれを自己成長の機会に変える力を持っています。
特徴10つ目が、自分自身を支配しているという点です。
シグマ男性が最も能力を発揮する立場は、管理職や経営者です。企業家の多くは、このシグマ的な人格傾向を備えた人物であるという分析をする動画もありました。シグマ男性は自分の理想を叶えたいという思いを内に強く秘めているので野心家でもあります。このような特性から、自分の個性に合ったライフスタイルを自ら創造しようとします。このようなシグマ男性の一貫した性質は、他人のもとで働くのではなく、自分のために働いてくれる仲間を繋ぐという方向に行きやすい。彼らは非常に自信に満ちた存在であり、望むものを手に入れるまでは止まりません。そして自分の現実を自らの意思で思い通りに書き換えていきます。
特徴11個目は、シグマ男性はアルファ男性と性質的には近いということです。
シグマの特徴に多く当てはまる人は、同時にアルファにも近い性質を持っています。他人を引き上げたり、相手を魅了したり、自分に自信があるというリーダー気質を持っている。アルファとシグマは非常に似た性質を持っています。ただ大きな違いは、それを外に向けるか、内に向けるかの違いです。「自分は強い男だ。俺がリーダーだ」と他人に示す男がアルファ。「他人に見せびらかす必要はない。才能や能力は行動によって示すべきだ」と考えるのがシグマです。シグマ男性が行動を大きくして外に示すアルファになり、逆にアルファの人間が内に向けて自分の改善に励むようになればシグマになる。この両者は非常に似た性質を持っています。シグマ男性は望めばアルファにもなれると説明する海外の動画もありました。
シグマ男性の特徴、最後の12個目が、命令されることを受け入れないという特徴です。
彼らの大きな特徴として、命令されるのが大嫌いという特徴があります。シグマ男性は自由こそが最大の幸福だと思っています。自分に自信があり、自分が何者かを分かっているからこそ、好き嫌いが非常に明確なのです。もしシグマ男性にアドバイスをする時は、押し付けてはいけません。彼らは押しつけられると命令されているように受け取ってしまいます。そういう時は彼に何かを押し付けるのではなく、メリットの側面を訴えるのが効果的です。「こうすればこういうメリットがある」と論理的に説明することで納得してくれます。シグマ男性は頑固ではありますが、筋が通っていれば素直に受け入れます。
以上の12個がシグマの代表的な特徴です。一度簡単にまとめてみます。
- 孤高を愛し、人間関係は質を最優先にする
- 静かなリーダーである
- 誰に対しても態度を変えない
- 他人からの承認ではなく、自分自身で自分を褒められるかを重視する
- 口数が少なく、沈黙をうまく使う
- 自分の信念を優先するので敵を作りやすい
- 安全な人生を嫌う
- 不必要なルールに従わない
- 自分の内側に意識を向けている
- 自分自身を支配している
- アルファ男性と性質的には近い部分もあるが、能力は行動で示すべきだと考えている
- 命令されることを受け入れない
あなたはいくつ当てはまっていましたか?私の感覚的には、6個以上当てはまっていたら、あなたはシグマ男性の性質が強いでしょう。当てはまっていなくても、あなたの周りにこれに当てはまる人がいたら、この性質をうまく利用して関係を構築してみてください。
シグマ男性に最適な職業とライフスタイル
では、シグマ男性が向いている職業やライフスタイルとはどういうものなのでしょうか?
最も向いている職業は、クリエイティブ系の職業です。作家、デザイナー、映像編集者など、一人で深く没頭でき、自由な発想を求められるこの職業は、一人で淡々とこなすシグマ男性には合っているものです。または、先ほども少し触れましたが、起業家としても優れたいるという意見もあります。特にシグマ男性は、起業家のの中でも従業員を多く抱える大きな企業を作るというよりは、個人ビジネスや少ない人数で回す少数精鋭タイプの企業が合っています。あとはコンテンツクリエイターとしても才能を発揮する可能性が高いです。ブロガーやYouTuber、その他SNSの発信者などです。特によくあるYouTuberやエンタメ系のインフルエンサーというよりは、世界観がはっきりしており、フォロワーが多いというよりは少ないけど濃いファンがいる、というのがシグマ系の発信者の強みになるでしょう。
まとめると、みんなでワイワイやるよりは一人で黙々と、あるいは少数で集中して取り組む、こういうものがシグマ男性が才能を発揮する職業と言われています。
シグマ男性が目指すべき、幸福度が高いライフスタイルは主に4つあります。
1つ目がミニマリズムです。シグマ男性の代表的な特徴として、物や人に執着しないというものがあります。物ではなく経験に投資を行う傾向が強い。そういう人はミニマリズム的な生活が合っていることでしょう。物を持たず自由に動くこのスタイルは、シグマ男性にとってストレスフリーなライフスタイルになります。
2つ目がノマドです。ノマドとは定住する場所を決めず、一定期間で環境を変えながら生活するライフスタイルです。アルファ男性やベータ男性はオフィスや定住する家を持ち、一つの組織に所属することで安心感を得られる傾向が強いのに対し、時間と空間に縛られないことがシグマにとって非常に重要な要素でもあります。また、一人で旅をすることもシグマに合っていることでもあります。誰かと行くよりは一人でいろんな場所に行き、そこで多様な経験をする。そういう生活こそに幸福感を感じるのがシグマ男性の特徴でもあります。
3つ目が自然に近い田舎暮らしです。シグマ男性は都会に住むというよりは、人込みを避け、全て自分のコントロール下にある自己完結型の生活が合っています。都会に住むとイレギュラーなことが起きやすく、それに対応することにストレスを感じやすい。シグマ男性で自然が多い場所に移住したことでストレスから解放されたという人もいました。自分の内側の「コントロール感」というのを重視するのがシグマ男性です。
そしてこれに関連して4つ目がルーティン化された生活です。「一人で旅をするノマド的な生活とルーティン化された生活って矛盾しない?」と思った方もいると思います。ただ、シグマ男性が考えるルーティンとは、他の種類の男性が考えるルーティンとは少し違います。シグマ男性にとってのルーティンとは自己規律であり、無駄な意思決定を減らすテクニックでもあります。シグマ男性は効率を重視するので、日々の無駄なことに思考を取られたくはありません。そこはルーティン化してしまって、本当に大切なことに脳のリソースを割く。こういう考え方をしているのです。そして、良質なルーティン化は自動的にあなたを成長させてくれます。現状維持ではなく、常に自分を1ミリでも成長させようとするのがシグマの特徴でもあるので、場所は変えながらもルーティンをカチッと決めてそれを遂行する生活はシグマ男性に非常に合っているライフスタイルです。
シグマ男性が避けるべき人間関係と環境
次に、シグマが絶対に避けるべき、相性最悪の人間タイプ、環境とはどういうものか。シグマにとっては、これから挙げる人が近くにいた場合、すぐに離れた方がいいでしょう。近くに居るだけであなたのメンタルが削られ、本来の力を発揮できない可能性があります。そして、今強いストレスを感じている人は、このシグマと相性最悪の環境の中にいるからなのかもしれません。
シグマと相性が最悪の人間タイプとは大きく3つです。
- 勝つことを最優先する人間タイプ
- 承認欲求が強いタイプ
- 常に一緒に行動しようとするタイプ
これらのタイプとは距離を取った方がいいでしょう。
1つ目の「勝つことを最優先する人間タイプ」とは、どんなことをしてでも勝つ。たとえそれがズルいことであっても勝つことを最優先する。こういうタイプとは相性最悪です。シグマも特徴2で触れた通り、目的達成を最優先するタイプではありますが、ギリを破ってまで勝ちに行こうとは考えません。なので、ギリを破ろうが汚い手だろうが勝ちに行くタイプとは根本的に合いません。そもそも勝ち負けではなく、自分の中の正しさを追い求めるのがシグマの特徴でもあります。
2つ目は承認欲求が強いタイプです。このタイプともシグマは合わないでしょう。承認欲求が強いタイプは他人からの評価を最優先で考えるので、基本自分の中に自信がありません。本人が興味がなくても映えるなら行くし、どこに行くにしてもSNS投稿のことばかり考えています。全ての価値基準がいいねやステータス、ブランドといった他人が決めた価値が基準になっているタイプです。シグマは自分の中で価値基準がはっきりとしているので、そういう人間を見るとかなり嫌悪感を抱く傾向が強い。向こうも向こうで平気で人を身につけてるものやその人のステータスで判断してくるので、そういうものに基本興味がないシグマとはそもそも交わらない可能性すらあります。承認欲求が強いタイプには近寄られないようにしましょう。というかシグマじゃなくても承認欲求が強いタイプと関わりたいと思う人はいないと思います。
3つ目は常に一緒に行動しようとするタイプです。シグマはグループというよりは一人で行動したいタイプです。「よくお昼ご飯にしても、買い物に行くにしても、ジムに行くにしても、常に誰かと一緒じゃないとダメ」という人がいますが、そういう人はシグマとは合わないでしょう。ここでよくあるのが女性関係です。あくまで傾向の話ですが、女性はデートは一日中遊びたいと思う人が多いです。ですがシグマ男性はその逆で、一日中遊ぶ必要はない。全然夜からでいい。午前中はむしろ仕事やジム、やるべきタスクを終わらせたい。デートに一日全てを使ってしまうと何か時間を無駄にしたと感じてしまう。めちゃくちゃ批判がありそうですが、そういうことをうっすらと考えてしまうタイプでもあります。12の特徴でも触れましたが、シグマ男性にとって理想のパートナーとは、常に一緒にいなくても平気でいられる女性です。あなたがもしシグマならそういう女性を探してみるのもいいと思います。
次にシグマが避けるべき環境は大きく2つあります。このチャンネルは、多くは社会人、もしくは就活が始まる若い方が多いので、相性が悪い職場環境という視点から見ていきます。
1つ目が常に群れで行動するタイプの環境です。ここまでシグマの特徴を話してきたので皆さんも大体予測がつくとおもいますが、シグマの特性に合っているのは個人プレーです。「一人で考える時間を作りたい」「内面に立ち向かう静寂を作りたい」こう考えるシグマは「常に一緒にいようよ」という空気感が、むしろ檻のように感じてしまう。特に飲み会文化のある職場、やたらチーム行動を求める環境はシグマにとって非常に苦痛です。
2つ目が細かすぎるマニュアルのあるタイプの会社です。これも1つ目とほぼ同じです。シグマは個人で自由な発想を持った時、大きな才能を発揮します。彼らは思考停止で従うのが苦手で、「正解」と言われているものでも、その物自体を疑う癖があります。なので、発想を封じる環境だったり、言われたことを淡々と遂行する職業、公務員や役所のフランチャイズ系の仕事は向いていません。
以上の2つがシグマが避けるべき人間と環境です。もちろん、私たちは幼い子供ではないので、こういう環境に放り込まれても、ある程度適応することはできます。しかし、性格に合っていない環境は確実にストレスが蓄積されていきます。そしてある日突然蓄積されたストレスが爆発し、脳が壊れてしまう。こういうことになる人もいる。もしあなたがシグマで、今挙げた職業や人間関係に強くストレスを感じているのなら、一度転職や働き方を替えてみて、シグマにあったライフスタイルにシフトしてみるのも考えてみませんか?別に資産何千万、何億にならなくても、会社の中で出世しなくても、ストレスがないというだけで私たちの幸福度は最大レベルまで上がります。そしてそういうものなくても幸せになれるのがシグマの特権でもある。大切なのはあなたのメンタルの状態です。ぜひあなたにあった環境に目を置いてみてください。
まとめ:シグマ男性の生き方を理解し、自分らしい道を歩む
今回はアルファ、ベータからは外れた存在、シグマ男性の特徴について話しました。他人からの評価ではなく、自分自身が納得できる生き方、権威や流行ではなく、自分の原則と合致しているか、孤独の中でしか得られないものがある。こういう考えを持っている方はぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
今回はかなりカジュアルな動画です。あまり気負わずに「何となくこういう生き方をしてみた」という感じで捉えてもらえれば嬉しいです。私たちが気をつけるべき本当に大切なこととは、自分自身に集中し、一歩でも前に成長することです。シグマに関する海外の動画でこんなコメントをする人がいました。「全ての男性は状況や人生のステージによって、アルファ、ベータ、シグマ、これらの全ての分類の要素を持ち合わせている。自分はたった一つの男性タイプに当てはめて思考を狭めるな。生きて学んで成長するんだ」このコメントには何万ものいいねが付いていました。私もその通りだと思います。
あくまで今回の内容は情報の1つでしかありません。日本では「あいつは陽キャ、あいつは陰キャ」と他人を評価することほど馬鹿らしいことはありません。自分は生まれつきネクラだからと卑下する必要もありません。全ての男性が全ての要素を兼ね備えています。一つだけ言えることは、いつからでも意識を変えれば変われるということ。このこと知ったあなたは最強です。これから成長は加速していくことでしょう。私も自分を考え直す良いきっかけになりました。一緒に成長していきましょう。では次の動画でお会いしております。
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